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行政書士の営業・集客

行政書士はまず存在を知ってもらうこと~飛び込み営業編

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル 行政書士の営業・集客

行政書士の営業方法は様々なありますが、その営業方法のひとつとして『飛び込み営業』も考えられます。

飛び込み営業は文字通り、アポなしで相手の懐に飛び込んでいく営業方法です。具体的には、いきなりアポなしで訪問する営業ということです。

多くの企業も行っている飛び込み営業ですが、正直、行政書士の業務獲得につながる確率は決して高くありません。

それでも、一人でも多くの人に自分の存在を知ってもらう、という意味においては、やってみて損はないと言えるかもしれません。

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飛び込み営業をするなら準備をしっかりしてから

念のため最初に言っておきますが、飛び込み営業は行政書士の業務獲得手段として必須ではありません。

苦手な人は無理に行う必要はなく、自分に合った営業方法を模索すべきです。

あえて飛び込み営業を行うのであれば、やはりきちんと準備を整えてから行うのが大切です。

まず営業をかける企業がどのような仕事をしていて、行政書士の業務に関する需要があるのか、といったことくらいは事前に調査しておきましょう。

行政書士の業務を必要としているのは主に中小零細企業です。そのような企業に狙いを絞って営業をかけていくことになります。

また開業当初は事務所と同じ地域で基盤を築くことが安定につながりますので、地元の企業にターゲットを絞ります。

営業で勝負できる時間は限られています

行政書士の業務を受注するには、その企業の経営者レベルと話をする必要があります。

しかし企業の経営者というのは多忙で、飛び込み営業の話を長時間まともに聞いてくれるほどヒマではありません。

飛び込み営業で最初に与えられる時間は、長くても3分程度と考えておきましょう。

当然のことながら、業務内容の詳細をこの時間で話すことはまず不可能ですから、メイン業務や価格の目安などがわかるような資料を必ず用意していきます。

もし営業先の業種が複数あるのであれば、営業先の業務内容に応じて資料は何通りか用意しておくのが万全です。

資料の内容としては、次のような項目を記載しておくとよいでしょう。

  • 自分のメインの業務は何か
  • 価格の目安や納期の目安
  • どのようなときに行政書士に頼めるのか
  • 行政書士に頼むことで企業側にどのようなメリットがあるのか
  • 他の行政書士事務所との違い

資料や名刺はすぐに捨てられることがないよう、保存性の高い用紙を使うことも大切です。

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飛び込み営業は必須の営業方法ではありません

繰り返しになりますが、飛び込み営業は行政書士にとって必須の営業方法ではありません。

自分には向かないと思うのであれば(多くの方がそうだと思います)、自分に合った営業方法を模索していった方がいいでしょう。

私自身は飛び込み営業はやったことがありませんし、正直なところ行政書士業務を受注するための営業方法としてはあまり効果はないと考えています。

また業務分野によっては飛び込み営業が向いていないものもあります。

しかし前職が飛び込みの営業マンだった人などにとっては、自分の強みを存分に生かせる営業方法ともいえます。

飛び込み営業が苦にならない人は、どんどん行っていくのもよいかもしれません。

集客の導線は多いに越したことはありません。

得意な方はホームページや他のアナログ営業と並行しながら、自らの存在や業務内容をアピールしていきましょう。