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行政書士事務所運営・経営

行政書士の仕事は顧客との信頼関係をつくることが必要

新人行政書士事務所の開業・運営・営業・実務マニュアル 行政書士事務所運営・経営

行政書士の仕事というのは、なかなか顧客に見えにくいという側面があります。

ですから、自分がどれくらいの労力をかけて仕事をしているのか、どのような動きをしているのかといったことを顧客に分かってもらうことがまず大事なことです。

それがうまくできていないと、報酬に見合った仕事をしているのかどうかが顧客には分かりませんし、なかなか伝わりません。

そこをアピールするためにも、顧客との密な連絡、報告といったことをマメに行っていく必要があります。

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顧客との密な連絡で自分の仕事を理解してもらう

先述の通り、行政書士の仕事というのは顧客に見えにくいところが多々あります。

それこそ、たった一枚の書類を取得するだけで大変な労力を要することも少なくありませんが、そうした労力というのもなかなか顧客には伝わらないものです。

だからこそ、業務の節目節目で業務の進捗状況であったり、どのような動きをしているのかといったことを、密な連絡でアピールしておく必要があるのです。

『あんまり頻繁に連絡するのは迷惑なのでは』などと思う方がいるかもれません。

しかし、自分が顧客となった立場で考えてみれば、密に連絡をしてもらった方が自分のために一生懸命動いてくれているんだな、と感じるはずです。

新人行政書士の方も、できる限り顧客と密な連絡をとりながら仕事を進める習慣をつけるようにしましょう。

もちろん、ただ同じような内容の連絡をしても意味がない、というよりも逆に信頼を損ねてしまうことにもなりかねません。

業務の進捗業況などの節目節目に連絡をとることが大切です。

顧客との信頼関係を築くために

また、顧客との密な連絡というのは、信頼関係を築くためにも重要です。

『あの行政書士はよくやってくれる』と思ってもらえれば、別の仕事を任せてもらえたり、他の顧客を紹介してもらえることにもつながっていきます。

実際、私自身も顧客とのコミュニケーションをできるだけとることを心がけるようにしてから、一気に紹介案件が増えてきました。

おかげで、開業当初ほど営業活動に力を入れることなく、コンスタントに仕事が入ってくるようになり、徐々に紹介モデルの仕組みができつつあります。

優良な顧客というのは、優良な人脈を必ずもっているものです。

しかも、信頼関係ができている優良な顧客というのは、決して値切りなどを要求してくることはありません。

一人ひとりの顧客との信頼関係を築くというのは、事務所経営を長く続けていくうえでとても大事なことなのです。

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新人行政書士はまず営業活動から

もっとも、顧客との信頼関係を築くには、肝心の顧客が十分にいなければ話になりません。

新人行政書士の場合は、まず一人でも多く優良な顧客を獲得するための営業活動などに励むことが第一です。

新人行政書士の営業方法などについては、以下のコンテンツ内容も参考にしてみてください。

一人でも多くの顧客と信頼関係を構築することで、徐々にではありますが、事務所経営の安定にもつながってきます。

顧客との密なコミュニケーションというのは、ちょっと意識すれば誰にでもできることです。ただ、その成果が出てくるのは少し時間が必要かもしれません。

新人行政書士の方も、様々な営業方法で顧客を獲得しつつ、ぜひこうした点を意識しながら仕事をしていきましょう。

中長期的にしっかり取り組んでいけば、将来必ず実を結んできます。